法人携帯のメリット

会社の経費を削減したい!と思ったら何を削ったらいいのでしょうか。

突然ですが、あなたは会社で会社専用の携帯を持っていますか?
もしかしたら、個人携帯を会社でも使っているという方もいらっしゃるかもしれません。
個人携帯の場合だと、ついつい自分で通話費を負担してしまったり、経理担当への通話料金の請求が面倒くさくないですか?

営業や物流など社外での仕事が多かったり、お客さんや取引先との連絡が頻繁な方は法人携帯をもってらっしゃる方が多いですよね。

そもそそも「法人携帯」とは何でしょうか。
法人携帯とは社用携帯を法人名義で一括管理した携帯のことを指します。
もしあなたの会社がまだ

  • 個人携帯を使用している
  • 部署によって携帯キャリアがちがう

という場合でしたら、今すぐ「法人携帯」に変えると、業務効率化がアップしたり、役立つビジネスツールが備わっていたり、コスト削減に繋がったりなど、いいことがたくさんあります!

本記事では、「法人携帯にしたほうが良いメリット」をお教えします!

コスト削減の近道!法人携帯導入にはこんなメリットが!

社用携帯を会社名義で一括管理する法人携帯。法人携帯にするとどんないいことがあるのでしょうか?

通信コストを削減できる!

法人携帯の契約は一般の個人携帯の契約よりも割安になっています。
携帯電話を販売しているキャリアは、一人ひとりの通信費が一般の個人携帯よりも安くても多くの通信量を徴収できればキャリアとしてはメリットになります。

さらに、契約をしてしまえば更新され長い付き合いになるので、携帯電話業界はいかに多くの契約を得れるかで競争を行っているのです。

なので、よく商品を2個買ったら10%OFFのようなセールをお店でやっているのも、多少金額をさげても多くを売ったほうがお店にとってメリットになるから行っていることなのです。

経理が楽になる

個人携帯を会社でも使用されている方には経験があると思いますが、会社で使った通話使用料とプライベートのものと分けるのがとにかく面倒ですよね。
個人携帯ではないにしても、部署によって会社で配布している携帯のキャリアが違えばそれぞれ請求書を確認しないといけないため、経理担当者は大変なのです。

法人携帯にすると、それをプライベートで使うことがないため、わざわざ請求を分ける手間もなくなり、請求を一括管理できるのでずいぶん経理が楽になります

MNPで携帯・番号はそのままでOK!

社用携帯を法人携帯にして一括管理し、コストを抑えたいけど番号をかえるのは面倒という場合も大丈夫。
MNP(モバイルナンバーポータビリティ)で、他キャリアに乗り換える際も電話番号を引き継ぐことができます。

キャリアのキャンペーンによっては、MNPにかかる手数料や今まで使用していた携帯電話の違約金を負担してくれるものもありますので、確認しお得に乗り換えできる方法を選びましょう。

個人情報漏洩を防止

もし個人携帯を社用携帯として使っている場合は、自分の携帯番号が取引先にも伝わり、思いもよらないところにまで情報が流れる恐れがあります。
そうならないためにも、法人携帯を使用するといいでしょう。

また、法人携帯を使ったはいいものの、法人携帯を落としてしまった場合などに起こり得る社内情報の漏洩も心配になると思います。
そんな心配も「安心遠隔ロック」というサービスを受ければ必要ありません。
万一、携帯電話が紛失や盗難にあっても会社のパソコンから遠隔で携帯電話の操作をロックしたり、データを消去したりできます。

また、電話帳にない相手へのメールや電話の発着信を制御できたり、会社が指定したURLのみが観覧できるようにアクセス制限をかけれたり、携帯電話内のデータが漏れないように赤外線通信や外部メモリと接続できないように制限をかけることもできるので、情報漏洩を未然に防ぐことができます。

社員間通話は話したい人に直接発信!受付を介する手間を省きます

今まで会社の番号に発信をし、話したい相手に取り次いでもらうという流れをしていたものも、直接話したい相手の携帯に電話かけることができるので、素早いコミュニケーションを可能にします。

また、人を介す手間を省けるので、誰かの手を止めることもなく業務効率も上がるでしょう。

3大キャリア法人携帯の導入事例、集めてみました!

法人携帯のメリットはお分かりいただいたところで、実際に導入された企業の導入事例を見てみましょう。

東京電力カフェエル&パワー株式会社 様


導入サービス
  • KDDIのタブレット
  • Office365with KDDI:オンライン上でいつでもどこでもさまざまなデバイスからOfficeを利用できるサービス。
導入前の課題
  • 1日の業務の半分以上を机上業務が占め、本来の現場業務に時間を費やせない。
  • 本当は現場でデータを採取し、事務所に戻って報告書を作成・印刷し、監理員へ提出しに行かなくてはなさないが、その広大な敷地移動に時間を費やしてしまう。
導入後の効果
  • 点検業務のペーパーレス化を行い、クラウド上で点検記録を共有することで、わざわざ事務所に戻ったり、事務作業をする手間もなくなり現場にいられる時間が非常に多くなった。
  • 不具合があった際、紙の書類で報告と承認が必要であったため、不具合発見から修理開始まで半日以上かかる場合もあったが、タブレットで報告できるようになり、監理員が即座に対処法を指示でき、修理のスピード化が実現。

森ビルホスピタリティコーポレーション 様


導入サービス
  • オフィスリンク:社内・社外問わず、携帯やスマートフォンで無い線通話が可能になるサービス。オフィスの固定電話とも料金を気にせずに通話ができる
導入前の課題
  • ホテルビジネスをされているお客様。あらゆる業務で迅速かつ的確な社内連携が必要だった為、PHS内線を使って社内連絡を行っていたが、外出の多い営業社員は携帯電話との2台持ちが必須であり、外線コストや取り次ぐ際のタイムラグがあった。
  • PHS内線での社内連携は、専門性とスピードを要するホスピタリティの実現に限界があった。
導入後の効果
  • ホテル内、ホテル間に加えて外出先でも、全国どこからでも内線を利用できるようにし、定額料金で一人1台の環境にしたことで、外線コストの大幅な低減と迅速な社内連携を実現した。
  • PHSからスマートフォンに代えたことで、WEBブラウザー活用のみだったホテル向け業務支援アプリ「HotSOS」のモバイル版が使えるようになり、業務効率と顧客サービスの向上に貢献した。

第一屋製パン株式会社 様


導入サービス
  • モバイル
  • G Suite:大容量のGmailストレージ、ビデオ会議、文書作成や表計算などのツールい加え、ビジネス本質の安全性と年中無休のサポートを備えた、仕事のためのGoogle。
導入前の課題
  • 卸先のスーパーやコンビニでの競争激化でスピード感のある業務スタイルが求められた。
  • ホスティングサービス(プロバイダがメールサービスやウェブサービスを預かり、運用するサービス)のメールシステムをクラウド化し、保守管理の面で手間を軽減させたい。
導入後の効果
  • G Suite、Androidスマートフォンを導入したことで、お客様から送られてきた資料が帰社しないと確認できなかったものが、どこでも確認できるようになったりと、コミュニケーション基盤が改善された。
  • クラウド型のグループウェア「G Suite」の導入により、情報システム部の運用管理負担が軽減し、Googleカレンダーなどの活用で、社内情報の共有も迅速になった。
以上の導入事例のように、法人携帯の導入は経費削減の効果があるだけではなく、社員が働きやすい環境を提供してくれます!

【 まとめ 】

  1. 社用携帯を法人契約し一括管理すると、経理が楽になる!
  2. 会社のコスト削減にはまずは法人携帯にするのが一番の近道!
  3. 通信コストが安くなると、社内間のコミュニケーションも円滑になり業務効率もアップ!
  4. 法人携帯、スマートフォンの導入で、便利なクラウドサービスを業務で活用し、スピード感のある仕事が可能に!